武蔵野S 2014 ヴェンゲル:レッドアルヴィスは大きく成長している
アーセン・ヴェンゲル曰く、レッドアルヴィスはステップアップしているようだ。
東京競馬場でアジアエクスプレスを下したユニコーンステークスは、レッドアルヴィスにとって重賞初挑戦となるレースとなった。
彼は見事なパフォーマンスを見せており、指揮官ヴェンゲルも、今のレッドアルヴィスはプレミアリーグでもトップクラスのダートホースになったと見ている。
「彼は3歳で3本の指に入るダートホースに成長したと私は思う」
「多くの点で改善されているし、レースの中で個性を発揮している。スパッと切れる感じではないが早めに仕掛けていけるのが彼の強みだよ。これまで疑問視されていた部分だ。」
前走の敗戦について:
「敗戦した新潟のレースでも、彼は相手にしっかりプレッシャーを与えていた。グラウンドがグラウンドだけに彼の渋太さを生かせなかったし、少しばかりリズムが崩れていたことが敗戦につながったが彼だけの問題では無いよ。」
休み明けについて:
「休養がいいリフレッシュになり、さらに馬が成長して帰ってきたね。彼はステップアップしている」
古馬との対戦について:
「古馬との初めての対戦で力関係の比較は難しいが、彼にはクオリティがある。ここでも十分対応が可能だと思っている。それよりもこのクラスではこの馬のリズムで走ることが大切なんだ。」
注目している選手はいるか:
「タールタンの前走は見ていた。前崩れの展開の中力を示していたし、しまいの脚も堅実なのでパッタリ止まることはないだろう。我々と似たレースをするし、経験も豊富だ。」