また今日もアーセン・ベンゲル競馬予想

どうなるか見てみようじゃないか

エリザベス女王杯 2014 ヴェンゲル:メイショウマンボのクオリティを示す事が最も重要

日曜日のエリザベス女王杯は、昨年この舞台で下したラキシスとの再戦となるが、まずメイショウマンボ自身のパフォーマンスにフォーカスすることが最優先だと、アーセン・ヴェンゲルは主張している。

 

2200のレースで2勝2着2回のラキシス。彼女は産経賞オールカマーでもサトノノブレスカレンブラックヒルといった牡馬の強豪に先着している。

ヴェンゲルはラキシスが牡馬との混合戦でも結果を出し始めていること事を認める一方で、メイショウマンボにはあくまでも自分たちのプレーに集中する事を求めている。
ラキシスはフィジカルもより強靭になって当たりも強くなっているし、好枠をひいて最短距離でまわってこれる。彼女は速いし、前走の反動もないだろう。相変わらず危険だよ。」
メイショウマンボの懸念はただ自分のベストが出せるかどうかだ。彼女は大きいストライドで走る馬でスタミナ的な持続力もあるし、一瞬のトップスピードでも勝負できる。そのクオリティを尊重出来れば持ち味は示せるだろう。もし彼女が別のスタイルで戦おうとしても、十分な力は発揮できないし、自分たちのクオリティを示す事が最も重要だ」

オークス以降、末脚のクオリティを見れば、おそらくメイショウマンボがベストホースだろう。ただ純粋にフィジカルを生かしたバトルには勝てていない。どうも男馬と一緒の時は一生懸命に走れないようだ。そう、彼女は丁度良い妥協点を見つける必要がある」

 

調教では乗り手が武幸四郎騎手ではなかったが:
「戦術上の決断だよ。彼の状態に問題はない。ベストの状態ではないかもしれないが、批判に応える唯一の方法は、試合に勝つ事だ」

 

前走直接対決で屈したフーラブライドについて:
「イエス。女王候補の一頭だよ。少々ジリっぽい馬だがそういう馬に有利なレースになることもあるんだ。」

 

展開について:
「なんでも起こりうる。予想はできないよ。キャトルフィーユは縦長の展開に持ち込みたいかもしれないね。反対に距離に若干の不安があるヴィルシーナは無理はしないだろう。いずれにしろ、メイショウマンボは彼女のレースをすることが重要なんだよ。」

 

エリザベス女王について:
「バッキンガム宮殿でのお茶会についてはシークレットだ。」